腰痛のヘルニア対策は、正しく行うと【9割の人は手術不要という現状】
整体師じろーです。
【痛みの原因である筋肉】を【腰痛改善ストレッチで
ふにゃふにゃに柔らかくすること】です。
腰痛の原因は、痛みの物質にあります。
腰痛改善ストレッチを行い、筋肉が柔らかくなると
痛みの物質も無くなります。
痛みの物質がなくなると、当然腰痛もなくなるのです。
腰痛のヘルニア対策として、一般的には
以下の2つに分けることが出来ます。
1.手術により、物理的にヘルニアを取り除く
2.手術をしないで、エクササイズにより、腰痛を取り除く(保存療法)
実は、腰痛のヘルニアとして手術が必要になるのは、全体の1割に過ぎません。
言い換えると、残り90%の腰痛のヘルニアは、手術をしないでも痛みを取り除くことが可能なのです。
整体師じろーは、当然2の
手術をしないで、エクササイズにより、腰痛を取り除く方法を奨励します。
この記事では、
・腰椎椎間板ヘルニアの種類
・腰椎椎間板ヘルニアの症状や特徴
・腰椎椎間板ヘルニアを手術無しで治す方法
について述べていきます。
腰痛のヘルニアの種類とは?
出典:河出書房新社 穴吹弘毅 著 「腰痛は自分で治せる」より
腰痛のヘルニアの種類としては、4種類あります。
すなわち
・椎間板膨隆
・椎間板突出
・椎間板脱出
・椎間板塊遊離
です。
椎間板膨隆とは、背骨を構成する椎骨の間にある椎間板から
中身が膨隆、すわなち膨らんできた状態を言います。
ただし、突出が軽いタイプです。
軽度のヘルニアであり、
このレベルでは、基本的に手術の必要はありません。
腰痛改善ストレッチで改善出来るといえます。
椎間板突出とは、ヘルニアが椎間板の靭帯を突き破って居ない状態です。
このレベルも、基本的には手術をする必要はありません。
腰痛改善エクササイズを行うことで十分に回復を望めます。
椎間板脱出とは、椎間板の中にある髄核が線維輪すなわち靭帯を突き破った状態です。
このレベルになると、症状によっては手術が必要になるケースが出てきます。
但し、痛みが我慢できるレベルであり、
神経障害が起きていない場合は、腰痛改善ストレッチで
対処できます。
椎間板ヘルニアは、自然経過の中で無くなっていくことが多い病気なのです。
ここで大切なのは、ヘルニア=即手術ではないということです。
椎間板塊遊離は、
椎間板から髄核が飛び出して遊離している状態です。
このタイプは多くの場合手術が必要になりますが、
自然消失するケースが最も多いタイプでもあります。
椎間板ヘルニアの中でも比較的重度のタイプである
椎間板脱出、椎間板塊遊離は
ヘルニア全体の中でもわずか10%です。
残りの90%は基本的に、腰痛改善エクササイズで改善出来ます。
また、椎間板脱出、椎間板塊遊離のケースでも、
腰痛改善エクササイズを試して1ミリも改善しない場合に、
改めて手術を検討するというスタイルで問題ありません。
なぜならば、ヘルニアの手術と保存療法のその後を比較した場合
ほとんど治癒率に変化が見られないからです。
椎間板ヘルニア それぞれの特徴
椎間板膨隆
4つのヘルニアのタイプの中では一番程度が軽いものです。
但し、ぎっくり腰の原因として非常の多いものとなっております。
基本的には、手術を行う必要はありません。
椎間板膨隆の手術には。レーザー治療(レーザー椎間板蒸散法)という方法がありますが、
無理に手術をするよりも、エクササイズで腰痛を取り除いたほうが懸命です。
椎間板突出
このタイプも基本的に手術を行う必要はありません。
症状としては、腰を前後に曲げた時の激しい痛みと運動制限が認められ、
下肢に広がる痛み、下肢のしびれや感覚障害が出ることがあります。
このタイプはヘルニアが靭帯を突き破っていないので、保存療法で、ほぼ
全ての腰痛が無くなります。
ヘルニアの後方突出が大きい場合は、治療に1〜2ヶ月位かかるケースがあります。
椎間板脱出
ヘルニアが椎間板を突き破っている場合は、
第5腰椎、第一仙椎間の場合は、保存療法が効くケースがありますが、
椎間板膨隆、椎間板突出に比べると、保存療法の効果はやや落ちます。
特に、第4腰椎、第5腰椎間の椎間板脱出になると手術の適応が増えます。
但し、いきなり手術をするのでは無くて、まずは腰痛改善エクササイズを
1ヶ月ほど試して、全く効果がない場合に手術という選択肢を考えてもいいかもしれません。
椎間板塊遊離
椎間板ヘルニアの遊離した塊が見られると、手術になるケースが非常に高くなります。
大きな椎間板ヘルニアの塊があると神経が見えなくなっている場合が多く、MRIでは神経根を
しっかりと判別しにくい状態があります。
但し、下肢のしびれや感覚障害、激しい痛みや疼痛がない場合は、まずはエクササイズを行うことが大切です。
腰痛改善エクササイズで改善すればそれで良し。少しも改善しない場合は、薬物漢方療法、その後に手術を検討すれば良いのです。
あくまでも手術は最終手段です。
手術の成功率も100%ではありません。レーザー椎間板蒸散法の有効率は70%であり、高額な自己負担額が発生します。
腰痛のヘルニアで手術が必要になるケースとは?
腰痛のヘルニアで手術が必要になるケースは2つあります。
1.腰痛改善エクササイズを行っても、痛みや痺れが続く場合
2.下半身が重度の運動麻痺、膀胱障害がある場合
腰痛改善エクササイズを1ヶ月ほど実践しても
痛みや痺れが1ミリも改善しない場合は、重度の神経障害の
可能性があります。
神経性腰痛の場合は、まずは痛み止めや、漢方などの
薬物療法を行い、それでも警戒しない場合は、手術の適応になります。
ヘルニアを手術しないで治す方法とは?
ヘルニアによる腰痛は椎間板性腰痛になります。
すなわち椎間板に障害がある腰痛という扱いです。
ただし、この考え方は損傷モデルと言う考え方で、
機能的障害=腰痛という考え方です。
このモデルは、日本の整形外科に深く根付いている
痛みのモデルなのですが、
このモデルでは、ヘルニアでも腰痛のない人の説明が出来ないのです。
【痛みの生理学】に基づくと、
身体が物理的な損傷もしくは、酸欠状態になると痛みの物質が発生します。
その痛みの物質を、ポリモーダル侵害受容器が完治することによって
痛みを認識します。
痛みの原因は筋肉にあるのです。
このためヘルニアを手術しないで治す方法は、
腰痛改善ストレッチを定期的に行い、筋肉をふにゃふにゃにすることにあります。
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